アメリカの大統領専用機 VC-25が羽田空港を離陸 [写真蔵]

航空 行政
撮影に集った航空ファンは200人ほど。
  • 撮影に集った航空ファンは200人ほど。
  • 羽田空港VIPスポットに駐機中のVC-25。車両支援を受けずにそのまま出て行けるように横向きでの駐機。
  • 予備機のC-32。通常は2機セットで運航されるVC-25だが、今回は何らかの理由で1機のみとなった。
  • 羽田空港内の駐車場から眺めたVIPスポット。撮影は24日午前。
  • VC-25はベースとなった通常のボーイング747とは異なり、前方と後方にタラップを内蔵している。
  • エンジン後方には赤外線ジャマーとみられる装置が。日本の政府専用機にこの装備は無い。
  • 離日当日となった25日、羽田空港の展望デッキは閉鎖されたが、ガラス越しに眺められるポイントは一部を除いて開放された。
  • 開放されなかった一部の場所はスクリーンを下げて、ガラスが覆われた。

アメリカ政府はオバマ大統領の訪日(23-25日)にあわせ、大統領専用機である「VC-25」を運航した。ボーイング747をベースとした特別仕様機。一般的には「エアフォースワン」と呼称されることも多いが、これは大統領が座乗している間しか使わない。

通常、VC-25は突発的な故障に備え、本務機と予備機の2機で運航するが、今回の来日では何らかの理由でVC-25は本務1機のみとなり、予備機は別の機種(C-32、ボーイング757ベースの特別仕様機)となっている。

今回はオバマ大統領の滞在日数が短かったこともあり、横田基地(東京都福生市)への回送も行わず、そのまま羽田空港のVIPスポットに留置するなど、異例尽くめの展開となった。

《石田真一》

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