フランスの自動車大手、ルノーは4月20日、中国で開幕した北京モーターショー14において、『キャプチャー』を中国初公開した。
キャプチャーは2013年春、ジュネーブモーターショー13でワールドプレミア。『クリオ』(日本名:『ルーテシア』)の車台をベースにしたルノーの新型コンパクトSUV。ボディサイズは全長4120×全幅1770×全高1570mmで、日産『ジューク』とほぼ同じ。
キャプチャーは、200mmのロードクリアランスを確保し、悪路走行に対応。欧州仕様の搭載エンジンに関しては、ガソリンとディーゼルを用意した。ディーゼルの場合、CO2排出量は、最も低いモデルで95g/kmと、クラストップレベルの環境性能を実現する。
キャプチャーはルノーのスペイン工場で生産され、まずは欧州市場へ投入。日本市場にも2014年2月に導入するなど、世界展開を図っている。
ルノーは今回、北京モーターショー14において、キャプチャーを中国初公開。同時に、「2015年、中国で発売する」と発表した。中国ではSUV市場が拡大中。ルノーはキャプチャーを中国へ輸出し、現地のニーズに応えていく。