米国の自動車大手、クライスラーグループのダッジブランドは4月16日、米国で開幕したニューヨークモーターショー14において、『チャレンジャー』の2015年モデルを初公開した。
初代チャレンジャーは、1970年に誕生。フォード『マスタング』の成功に触発され、ダッジブランドのスポーティクーペとして開発されたのが、チャレンジャー。現行型は3世代目モデルにあたり、2008年に発表。そのデザインは、初代を意識したもので、マッスルなフォルムが特徴。
ニューヨークモーターショー14で初公開された2015年モデルは、現行チャレンジャーにとって、初の大幅改良車。内外装のリフレッシュや新しいパワートレイン搭載などを行った。
外観は、新デザインのフロントグリルやボンネットのパワーバルジ、LED前後ランプを採用。インテリアは、初代をモチーフに、センターコンソールなどコクピットのデザインを見直した。新開発の8.4インチタッチパネルも新アイテム。
メカニズム系では、セグメント初の8速ATを新たに搭載。パドルシフトを備え、スポーツモードでは、さらなるパフォーマンスを引き出せる。ダッジは、「2015年モデルは燃費性能も引き上げた」と説明している。