新潟の観光車両「越乃Shu*Kura」4月29日に展示会

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JR東日本新潟支社が導入する「越乃Shu*Kura」の外観イメージ。営業運転は5月2日から始まるが、それに先立つ4月29日に展示会が実施される。
  • JR東日本新潟支社が導入する「越乃Shu*Kura」の外観イメージ。営業運転は5月2日から始まるが、それに先立つ4月29日に展示会が実施される。
  • 「越乃Shu*Kura」の車内イメージ(2号車イベントスペース)。酒だるを模したスタンディングテーブルが設けられる。

5月から新潟地区のJR線で運用を開始する観光車両「越乃Shu*Kura(コシノシュクラ)」の展示会が、4月29日に開催される。JR東日本新潟支社が4月22日、発表した。

「越乃Shu*Kura」は、新潟の「酒」をコンセプトとした新しい観光車両で、キハ40・48形気動車を改造した3両編成。車内では新潟の地酒や食事が提供される。5月2日から週末を中心に高田~十日町間の臨時快速『越乃Shu*Kura』として運転されるほか、5月9~11日と6月20~22日には高田~越後湯沢間を結ぶ臨時快速『ゆざわShu*Kura』として運転される。

展示会は4月29日に長岡駅5番線ホームと直江津駅1番線ホームで実施。開催時間は長岡駅が10時~11時40分頃、直江津駅が13時50分~15時頃で、1~3号車の車内を見学することができる。車内では『越乃Shu*Kura』の旅行商品として提供されるオリジナルメニュー「水と大地の贈り物」のサンプルを展示。2号車サービスカウンターの利き酒コーナーでは5種類の銘柄の利き酒が有料で体験できる。いずれも改札内での展示になるため、見学に際しては入場券など各駅で有効な切符が必要になる。

また、営業運転初日の5月2日は高田駅と十日町駅で出発セレモニーが行われる。開催時間は高田駅が8時55分~9時23分頃、十日町駅が14時25分~48分頃。いずれも鏡開きやくす玉開花、出発合図が行われる。

《草町義和》

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