【北京モーターショー14】VW、中国販売ネットワークを強化…2018年までに5割増し

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フォルクスワーゲン ラヴィダ
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欧州の自動車最大手であり、中国でトップシェアを誇るフォルクスワーゲングループ。同社が中国において、さらなる販売ネットワークの強化に乗り出す。

これは4月20日、中国で開幕した北京モーターショー14において、フォルクスワーゲングループが明らかにしたもの。同社は、「2018年までに、中国のディーラー拠点数を、現在よりも50%増やす」と発表している。

現在、フォルクスワーゲングループは中国全土に、およそ2400店舗を展開。これを2018年までに、50%増のおよそ3600か所へ増やす計画だ。

フォルクスワーゲングループ(傘下のアウディやシュコダなどを含む)の2013年の中国新車販売台数は、初の300万台超えとなる327万台。前年比は16.2%増と、2桁の伸びを記録した。GMに約11万台の差をつけ、首位に。フォルクスワーゲングループが中国市場を制したのは、2004年以来、9年ぶりの出来事だった。

今回のディーラーネットワークの強化は、中国トップシェアの地位を確かなものにするのが狙い。同社のマルティン・ヴィンターコルン会長は、「中国はフォルクスワーゲングループにとって最大市場。2018年に世界首位という目標達成に向けて、中国が重要な役割を果たす」とコメントしている。

《森脇稔》

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