高級サルーンのコンセプト『ビジョン・フューチャー・ラグジュアリー』を公開したBMW。同時にカーボンファイバーを用いた軽量化技術やヘッドアップ・ディスプレイのイメージモデルなど、先端技術の概念展示をおこなった。
カーボンファイバーを説明する展示では、実際に手に持つことで軽さが実感でき、しかもそれを傾けると下の液晶画面に表示される画像が変化し、軽量・高剛性な素材を用いることで得られるさまざまなメリットが理解できる仕掛け。
またヘッドアップ・ディスプレイの概念展示では、フロントガラスを模した前方スクリーンにタッチパネル操作でメーターやクルーズコントロールの設定、さらにはコンシェルジュ・サービスによるインフォメーションなど、さまざまな情報を投影できることを説明。
このほかプレスカンファレンスで発表されたのは、さまざまな最新モデルのチャイナ・プレミア。その顔ぶれは『X4』『2シリーズ・アクティブツアラー』『4シリーズ・グランクーペ』『2シリーズ・クーペ』『M3セダン』『M4クーペ』『i3』『i8』そして『7シリーズ』の特別仕様車。
ビジョン・フューチャー・ラグジュアリーを含めると、10台もの新モデルを中国初公開されたことになる。世界最大の市場へ向けた意欲の強さを実感させるカンファレンスだった。