ルノー、ブラジルに投資…新型車の生産準備

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ルノーのブラジル・クリティバ工場
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フランスの自動車大手、ルノーは4月17日、ブラジルに新たな投資を行うと発表した。

今回の投資は、ルノーが成長市場のブラジルで実行するもの。総投資額は、2億4000万ユーロ(約340億円)に上る。

2億4000万ユーロのうち、およそ7割にあたる1億6200万ユーロ(約230億円)を、クリティバ工場に2014-2019年の5年間にかけて投資。同工場での新型車の生産に備え、工場の設備を改修する。

7800万ユーロ(約110億円)は、向こう10年間、新たな物流センターの建設に充当。新物流センターは、ルノーのブラジル国内の275ディーラーに部品を供給。ブラジル以外の国にも、出荷できる体制を整える。

ルノーグループのカルロス・ゴーン会長は、「2011年以降、ルノーにとってブラジルは、フランスに次ぐ市場。これがグループの世界成長戦略において、ブラジルを重視する理由」とコメントしている。

《森脇稔》

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