横河ディジタル、車載パワートレイン向け高性能マイコンのサポートを開始

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adviceLUNA IIとRH850/E1xの接続イメージ
  • adviceLUNA IIとRH850/E1xの接続イメージ
  • RH850/E1xシリーズと専用の電源IC

横河ディジタルコンピュータは、組込み開発支援ツール「adviceLUNA II」高性能トレースモデルによるルネサス エレクトロニクス製車載パワートレイン向け高性能マイコン「RH850/E1x シリーズ」のサポートを4月21日より開始した。

ルネサス社のRH850/E1xシリーズは、機能安全対応(ISO26262)に向けた安全機構を多数搭載し、自動車のパワートレイン制御向けとして回路線幅に業界で初めて40nmプロセスを採用した、フラッシュメモリ内蔵の32ビットマイコン。40nmプロセスの採用により、優れた性能を発揮するほか、超低消費電力で高いコストパフォーマンスを実現するとともに、多様なCPUコア構成を提供する。

adviceLUNA IIでは、RH850/E1xシリーズの性能を最大限引き出すために、RH850/E1xデバッグ・チップを搭載した専用トレースプローブ(HLR600EP)を開発。高信頼/高機能な車載制御アプリケーション開発(デバッグ)には欠かすことができない高速大容量の高性能トレースを実現する。

また、デバッグインターフェイスとして、『RH850/E1xシリーズのLPD(Low Pin Debug Interface)4-pinインターフェイスとNEXUS JTAGインターフェイスをサポートする。

《纐纈敏也@DAYS》

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