【北京モーターショー14】VW トゥアレグ に2014年型…大幅改良で表情変化

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フォルクスワーゲン トゥアレグ の2014年モデル
  • フォルクスワーゲン トゥアレグ の2014年モデル
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欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは4月16日、中国で4月20日に開幕する北京モーターショー14において、『トゥアレグ』の2014年モデルを初公開すると発表した。

初代トゥアレグは2002年、フォルクスワーゲンブランドの最上級SUVとして誕生。ポルシェ『カイエン』とは、車台を共用する兄弟車だ。2010年春、ジュネーブモーターショー10では、現行の2世代目モデルが登場。

北京モーターショー14でワールドプレミアされる2014年モデルは、現行型のデビューから4年を経て、初の大幅改良が施されたモデルになる。内外装の変更や安全面の充実などが図られる。

外観はヘッドライトを大型化し、バイキセノンを全車に標準装備。グリルもクロームバーの本数を、2本から4本へ増やした新デザインとした。バンパーも新形状。リアは新デザインのバンパー採用や、リアフォグランプの配置変更を行う。18インチと20インチのアルミホイールも新しい。

室内は、エアコンの操作スイッチなどをロータリーダイヤル方式に改めるなど、操作性を向上。ステアリングホイールにも、操作スイッチを追加した。各部にクロームの装飾を施し、質感を引き上げる。ウッドやレザーに関しては、素材や色が見直された。

安全面では、ディーゼルの「V6 TDI」に、自動ブレーキを標準装備。このV6TDIの欧州仕様は、「SCR-DPF」の採用により、2015年に欧州に導入される排出ガス基準、「ユーロ6」を満たす。また2014年モデルは、エアロダイナミクス性能の向上により、燃費を最大6%改善している。

《森脇稔》

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