新日鉄住金、スズキの「価値ある車造りに高く貢献した」として感謝状を授与

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新日鉄住金は、同社の先端商品、高度利用加工や解析技術がスズキのものづくりに高く貢献したと評価され、スズキから感謝状が授与されたと発表した。

新日鉄住金は、自動車の軽量化と衝突安全性の向上に寄与する高張力鋼板(ハイテン)の適用拡大に向け、部品の要求性能に応じた各種ハイテンの開発と、ハイテンの成形技術などのアプリケーション技術開発を行っている。

スズキには、アプリケーション技術とともに、先端製品を提案してきた結果、現行「ワゴンR」をはじめとした多く車種で、強度980MPa級ハイテンをボディ骨格の多数の部品に適用された。また、昨年生産開始された「スペーシア」では、車体アンダー部に1180MPa級合金化溶融亜鉛めっきハイテンが国内で初めて採用された。

これらの先端製品と量産化への技術活動が、スズキの目指す価値ある車造りに高く貢献したと評価された。

新日鉄住金は、今後も、自動車の軽量化に寄与する環境にやさしい鋼材の開発、それらをより広く適用することを可能にするプレス成形技術をはじめとしたアプリケーション技術の開発を通して、自動車メーカーとともに、地球環境保全と省エネルギー、安全性の向上を支援するとしている。

《レスポンス編集部》

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