市街地に現れたシカ、マイクロバスや歩行者に衝突

自動車 社会 社会

13日午前9時30分ごろ、栃木県日光市内の国道119号を走行中のマイクロバスに対し、シカ1頭が接触する事故が起きた。シカは歩道に進入して、歩いていた女性観光客2人も衝突。2人は転倒した際に軽傷を負っている。

栃木県警・日光署によると、現場は日光市松原付近で片側1車線の直線区間。シカ1頭は東武日光駅前に突然現れ、走行中のマイクロバスと接触。接触でパニック状態に陥ったシカは近くの歩道に進入し、歩いていた54歳の女性観光客2人に次々と衝突した。

シカと衝突した2人は路上へ転倒した際に腰などを打撲する軽傷。マイクロバスには乗客は乗っておらず、運転者にもケガはなかった。シカはそのまま走り去っている。

日光市内の山間部では野生のシカを目撃した例は多々あるが、現場のような市街地に野生のシカが現れるのは極めて珍しく、警察では周辺に潜んでいる可能性もあるとして、注意を呼びかけている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース