米国の自動車大手、フォードモーターは4月16日、米国で開幕したニューヨークモーターショー14において、フォード『マスタング50イヤー・リミテッド・エディション』を初公開した。
1964年、フォードモーターは初代フォード『マスタング』をニューヨークで発表。2014年はちょうど、50周年の節目に当たる。ニューヨークモーターショー14で発表されたマスタング50イヤー・リミテッド・エディションは、新型マスタングをベースにした50周年記念車。
ベース車両は、5.0リットルV型8気筒ガソリンエンジン(最大出力420ps、最大トルク54kgm)を搭載する「GT」。ボディカラーは、ウィンブルドンホワイトとコナブルーの2色を設定した。とくにウィンブルドンホワイトは、初代マスタングの量産第一号車と同じカラー。
また、ほぼ全てのオプションを標準装備。ブラックのレザー内装が採用され、シートは50イヤーズのロゴ入り。顧客は基本的に、ボディカラーとトランスミッションのMTかATかを選択するだけとなる。テールランプのクロームベゼルなど、初代をモチーフにした演出が施された。
マスタング50イヤー・リミテッド・エディションは米国市場で今秋、発売される予定。限定生産台数は、デビュー年の1964年にちなんで、1964台となる。