ニュースサイト「マレーシアン・インサイダー」は、マレーシア航空(MAS)MH370便が3月8日未明にベトナム南方海上で消息を絶った事件に関する調査結果を発表。マレーシア人回答者の54%が政府が何らかの情報を隠していると回答したことがわかった。
調査は先月24-30日にかけて1,029人を対象に実施された。26%が真実を伝えていると思うと回答。20%がどちらとも言えないと答えた。民族別では中国系回答者の大半が政府が情報を隠していると回答。インド系やマレー系では、情報を隠しているとの回答は隠していないを若干上回る結果となった。
行政機関の0事件への取り組みについては、19%が非常に満足していると回答したが、21%が非常に不満であると答えた。
MH370の消息不明事件では、マレーシア政府による伝達不十分や探索救援活動の失敗に対して中国や乗客の親族などから強い批判の声が寄せられている。中国乗客の家族に続き中国人著名人やブロガーなどもマレーシア政府やMASに対する批判をエスカレートさせており、マレーシア国内からの反発の声も強まっている。
(マレーシアン・インサイダー、4月14日)