米 コルベット 博物館の床陥没事故、全8台を引き上げ…最後の1台は原形とどめず

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米コルベット博物館の床陥没事故で引き上げられた最後の1台
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2014年2月中旬、米国ケンタッキー州の「国立コルベット博物館」の床が突然陥没し、展示車両のGMのシボレー『コルベット』8台が飲み込まれた事故。この事故に関して、全8台のコルベットの引き上げが完了した。

これは4月9日、国立コルベット博物館が明らかにしたもの。3月上旬から引き上げ作業を行ってきたが、今回、「穴に落ちた8台のコルベットを全て引き上げることに成功した」と発表している。

最後に引き上げられたコルベットは、2001年に生産された「Mallett Hammer Z06」と呼ばれる1台。しかし、陥没事故の衝撃により、車両は原形をとどめていない。

博物館は国立だが、コルベットの製造元、GMが事故で損傷したコルベットの修復に全面協力。しかし、この8台目のコルベットの修復は、困難なものになりそうだ。

引き上げ作業を担当した建設会社の代表は、「8台目のコルベットは、これまで引き上げた車両の中でも最悪の状態。巨大な岩に押し潰されたかのようだ」とコメントしている。

《森脇稔》

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