米国の自動車最大手、GMは4月4日、中国における3月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、3月の新記録となる31万3283台。前年同月比は7.8%増と、前年超えを維持している。
GMの中国合弁(乗用車)には、上海GMとSAIC‐GM(上海通用五菱汽車)の2社がある。3月実績は、上海GMが前年同月比10.5%増の14万0077台。SAIC‐GMは、6.1%増の16万4539台と、両社ともに好調。
ブランド別では、ビュイックブランドが、7万8803台を販売。前年同月比は12.4%増と、引き続き好調だ。主力セダンの『エクセル』が、2万6220台と牽引。『エクセルXT』と『エクセルGT』が、合計で前年同月比38.2%増の2万3015台を売り上げる。
シボレーブランドは、前年同月比5.7%増の5万6036台と回復。小型セダンの『クルーズ』が、39.6%増の2万2351台を売り上げ、最量販車に。コンパクトカーの新型『セイル』シリーズが、1万7885台でこれに続く。
キャデラックブランドは、5238台を販売。前年同月比は44.3%増と、引き続き大きく伸びた。新型セダンの『XTS』が、22.6%増の2459台を販売。『SRX』は54.2%増の2363台。
2014年第1四半期(1-3月)のGMの中国新車販売は、前年同期比12.6%増の91万9114台と過去最高。GMの2013年中国実績は、前年比11.4%増の316万0377台と、新記録を打ち立てている。