雪解け水で国道の路面が崩壊、走行中のトラック転落

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1日午前4時ごろ、長野県飯山市内の国道403号で路面が約40mに渡って崩壊。陥没した道路に走行中のトラックが転落する事故が起きた。この事故でトラック運転手が重傷。道路に隣接するJR飯山線も同様の被害を受けた。

長野県警・飯山署によると、現場は飯山市照岡付近。千曲川に面した斜面が長さ約40m、幅約6mに渡って崩壊。これに気づかず走行してきたトラックが崩落によって陥没した部分に速度を保ったまま転落した。

転落によってトラックは中破し、運転していた62歳の男性は両足を骨折する重傷を負った。道路に隣接するJR飯山線も軌道下の土砂が約27mに渡って流出し、一部区間が運休。水道管が破壊されたことで、周辺129世帯が断水したという。

警察では雪解け水が地中に溜まり、これが原因で路面崩落につながったものとみて、道路管理者の長野県とともに事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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