マツダの米国法人、北米マツダは4月1日、3月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は3万4903台。前年同月比は9%増と、プラスに転じた。
乗用車系では、主力車種の『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)が、1万0536台を販売。新型投入により、前年同月比は0.3%増と、回復を遂げた。『マツダ2』(日本名:『デミオ』)も、138.1%増の2202台と、増加に転じる。
一方、2013年1月に新型が発売された『マツダ6』(日本名:『アテンザ』)は、5730台を販売。前年同月比は6.1%減とマイナスに転じた。『マツダ5』(日本名:『プレマシー』)も3月実績は、2016台。前年同月比は20.2%減と、引き続き大幅な減少となった。
ライトトラック(ピックアップトラックやSUV)系では、新型SUVの『CX-5』が、1万1855台を販売。前年同月比は66.6%増と、2か月連続で前年実績を上回った。しかし、2013年に大幅改良を受けた『CX-9』は1813台にとどまり、前年同月比は57.7%減と大幅マイナスが続く。
スポーツカーでは、『MX-5ミアタ』(日本名:『ロードスター』)が751台を販売。前年同月比は31.1%増と、回復している。
マツダの2014年第1四半期(1-3月)米国新車販売は、前年同期比0.3%減の7万8058台。北米マツダのロン・ステトナー営業担当副社長は、「1‐2月の寒波が収まり、3月は温暖な気候に。それに合わせて、顧客の購買意欲が戻ってきた」とコメントしている。