気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2014年4月2日付
●STAP再現実験開始、理研今夏に経過公表(読売・1面)
●車販売9.2%増、13年度、7年ぶり高水準(読売・10面)
●GMリコールさらに1509万台(読売・10面)
●各地で入社式、引き締めとエールと、トヨタ「おごりないか顧みて」(朝日・8面).
●マクラーレン新型量産車(朝日・8面)
●スズキ暴動真相闇の中、民主主義の実像、インド総選挙を前に (毎日・9面)
●福祉車両お買い得感アップ、中古、レンタルも非課税 (東京・18面)
●アップルが買収交渉、ルネサス半導体子会社 (日経・1面)
●「軽」の新スポーツ車,「コペン」200万円以下、ダイハツ、6月発売 (日経・11面)
●ベンツのエンジン調達、日産、スカイラインに搭載 (日経・12面)
●トヨタ、中国販売19%増、3月、小型車やSUV好調(日経・13面)
●私の履歴書,豊田章一郎、幼少の頃(日経・40面)
ひとくちコメント
新年度がスタートした4月1日、多くの企業などでは入社式が行われたが、新社会人を前に企業のトップが語りかけるメッセージには、その会社の経営戦略やお家の事情が反映されること多い。
4月1日付の夕刊に続いて、きょうの読売や朝日などが、企業トップのメッセージのキーワードを取り上げている。
それによると、トヨタ自動車の豊田章男社長は「販売世界一とか、過去最高益などトヨタの好調な業績をもてはやす記事が多いと思うが、自分たちが一番といったおごりや慢心がないか常に顧みる必要がある」と語りかけたという。
豊田社長のスピーチは気取らないでわかりやすく表現することが多いが、「おごり」や「慢心」については、新入社員に限らず,全社員にも訴えかけたメッセージのようだ。
自動車メーカーでは、日産自動車のカルロス・ゴーン社長が「今年度は中期計画の折り返し地点。志の高い目標だが、十分に達成可能だ」と英語でスピーチしたと、日経が伝えている。
今年の新入社員の特徴を日本生産性本部が「頭の回転は速いものの、困難な壁はぶつかる前に未然に回避する傾向がある」として「自動ブレーキ装置」のようなタイプの人間が多いと分析しているが、果たしてあなたの職場の新人サンは点。