ドイツの高級車メーカー、BMWグループは3月28日、米国サウスカロライナ州スパータンバーグ工場において、新型車の『X4』の生産を開始した。
X4はBMWのSUV、「Xシリーズ」に加わった新たなモデル。X4のコンセプトは、『X5』と『X6』の関係に似ている。X5のクーペ版がX6。これと同じ考え方で、『X3』のクーペバージョンとして開発されたのが、X4となる。
その外観デザインは、フロントバンパーの大型エアインテークやキャラクターラインをはじめ、X3よりもスポーティな性格が強調されているのが特徴。
3月28日、BMWグループは米国サウスカロライナ州スパータンバーグ工場において、X4の生産を開始。スパータンバーグ工場は1994年、BMW初の米国現地生産工場として稼働。累計生産台数は260万台を超えた。
同工場の20周年を祝うタイミングで、X4の量産第一号車がラインオフ。2013年、スパータンバーグ工場は29万7326台を生産。1日当たり1100台を組み立てている。