【東京モーターサイクルショー14】ホンダNM4開発責任者「近未来の世界観を表現」

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ホンダ NM4
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  • 本田技術研究所二輪R&Dセンター 三倉圭太研究員
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ホンダは大型バイクの新コンセプトモデル『NM4』シリーズを大阪モーターサイクルショーに引き続いて参考出品している。

NM4の開発責任者を務める本田技術研究所二輪R&Dセンターの三倉圭太研究員は「まず排気量がありきとか、そういうアプローチはしていない。このデザインを実現させるための手段としてエンジンなど色々なものをチョイスしたと思っている」と言い切る。

その上で「近未来の世界観を表現するにはやはりオートマチック、これが絶対重要だと考えた。また非常に特徴的な車体のプロポーションに載るエンジンは何だろうということで探したところ、『NC750』シリーズの非常に前傾したエンジンが、こういうデザインにどんぴしゃ、しかもDCTも積んでいるということで決まった」と語る

その一方で「エンジン以外はほとんど既存モデルから流用しているものはない。タイヤを太くすることはそんなに簡単なことでは決してなく、チェーンの位置も変わるのですべてに影響してくる。また後ろを低くするためにはフレームも全部造り直さなければいけない。だからほとんどの部品を新規に設計している。でもそれを前面に押し出したいわけではなくて、このNM4の世界観を造るための手段として選んだ。そこが新しいコンセプト」とも述べていた。

《小松哲也》

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