欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは3月27日、『ゴルフ』がデビュー40周年を迎えると発表した。
初代ゴルフの量産第一号車は1974年3月29日、ドイツ・ウォルフスブルクのフォルクスワーゲン本社工場でラインオフ。後に同社の大ベストセラー車となり、世界の小型車のお手本と称されるモデルが誕生した瞬間だった。
現行の7世代目ゴルフは2012年9月、欧州で発表。新型には、新世代のモジュラープラットホーム「MQB」を採用。先代比で最大100kgの軽量化や、最大23%の燃費向上などを実現した。
2013年夏には、ゴルフの累計生産台数が3000万台に到達。現在、ゴルフはドイツ国内2工場をはじめ、中国、メキシコでも生産されている。
フォルクスワーゲンは、「ゴルフはベストセラー車であり、トレンドセッター、そして象徴的存在。ゴルフの40周年を祝福する。ゴルフは常に、技術の進歩を反映してきた」とコメントしている。