マレーシア航空(MAS)のMH370便が8日未明にベトナム南方海上で消息を絶った事件の影響で、マレーシアを訪れる中国人観光客が激減している。
中国の旅行代理店によると、中国人にとりマレーシアは人気の海外旅行先となっていたが、マレーシア政府が乗客の家族に対して十分な情報を提供しなかったとして怒りを表しており、マレーシア旅行のキャンセルが相次いでいる。マレーシアの印象が非常に悪化しており、マレーシアやシンガポールへの団体旅行には月間で30-40人が参加していたが、現在は問い合せすらする客もいないという。