KTMは、大阪市住之江区のインテックス大阪で開催中の大阪モーターサイクルショー14で、ジャンプシーンのモトクロスレーサーを頭上に配置したディスプレイを設置。バイクファンの注目を集めた。
また、グループ化したハスクバーナも展示され、110年の歴史を誇るハスクバーナが日本のオフロード市場に再登場した。
まず、KTMでは『200EXC』『250EXC-F SIXDAYS』のオフロード車を展示し、ダカールラリー二輪部門13連覇で知られる耐久性と堅牢性をアピールした。さらにオフロードにだけでなく、『390DUKE』『690DUKE』『1190ADVENTURE』『1290 SUPER DIKE R』などオンロード車も展示した。
次に、昨年KTMグループ入りしたハスクバーナは、2サイクルの『TE250』と4サイクルの『FE250』の2台を展示。TE250は、飛び石防止のために装着されたエキパイのカーボン製ガードが目を引く。両車ともバンバープレートなどの保安部品は装着されていないが、説明員によると、「保安部品は用意してあるので、もちろん公道でも走れるようにできます」とのこと。
ハスクバーナは、1903年からスウェーデンでオートバイ生産を開始。1960~70年代には世界モトクロス選手権で大活躍し、「ハスキー」の愛称でよく知られたメーカー。その後、紆余曲折を経て昨年BMWからKTMへ売却され、KTMグループ入りした。今回展示した2車はオーストリアで製造されている。