臼井国際産業、インドネシア工場の完成を発表…ディーゼルエンジン用燃料噴射管などを生産

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インドネシア工場完成式典
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  • コモンレール式ディーゼルエンジン用燃料噴射管
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臼井国際産業はPT.USUI INTERNATIONAL INDONESIA(インドネシア工場)において、同工場の完成式典を挙行したと発表した。

同工場では、ディーセルエンジン用燃料噴射管、エンジンクーリングファン、ファンドライブ、ブレーキパイプ等を生産する予定。同社では急進するインドネシア自動車市場で、顧客の要望に応えるべく、高品質の製品を提供したいとしている。

また同社は、4月9日~11日に 東京ビッグサイトで開催される「SEA JAPAN 14」に出展することを発表した。

会場では、船舶エンジンでも実績のある燃料噴射管の展示をはじめ、船舶の排気エミッションをクリーンにする排ガス処理プロセスを紹介するという。

同社は、1941年に沼津市で設立され、ディーゼルエンジン用燃料噴射管、ブレーキパイプ、足回り部品のプッシュロッドなどを生産し、1998年にはコモンレール式ディーゼルエンジンの燃料噴射管の量産を開始した。このコモンレール式ディーゼルエンジンの燃料噴射管は、世界シェアの過半数を占めているという。現在、静岡県内に12工場、海外12拠点を擁している。

《山内 博》

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