遮断機作動後の踏切にトラック進入、普通列車と衝突で6人負傷

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16日午前9時15分ごろ、福岡県太刀洗町内にある甘木鉄道線の踏切で、踏切内に立ち往生していたトラックと、通過中の普通列車が衝突する事故が起きた。この事故で列車が脱線。乗客5人と、トラックの運転者が負傷している。

福岡県警・小郡署によると、現場は大刀洗町高樋付近にある踏切。警報機と遮断機が設置されている。トラックは遮断機が作動した後に踏切内へ進入。直後に通過した普通列車(甘木発/基山行き、1両編成)と衝突した。

列車は衝突の弾みで脱線。乗客乗員19人のうち、客5人が打撲などの軽傷。トラックも中破し、運転していた柳川市内に在住する56歳の男性が全身打撲の軽傷を負い、近くの病院へ収容されている。

警察ではトラック運転者の回復を待って事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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