日産e-NV200タクシー、オランダ・アムステルダム市で初運行へ

エコカー EV
日産 e-NV200
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日産自動車の欧州法人、欧州日産は3月7日、『e-NV200』のタクシー仕様車が今夏から、オランダ・アムステルダム市で初の運行を開始すると発表した。

e-NV200は、『NV200』(日本名:『NV200バネット』)をベースにした市販EV。e-NV200はNV200バネットのEV版。『リーフ』に続く日産の市販EV第二弾で、ビジネスユーザーやファミリー向けに開発された。

EVパワートレインは、リーフと基本的に共通。モーターは最大出力109ps、最大トルク28.6kgmを引き出す。二次電池は、48個のコンパクトなバッテリーモジュールで構成されるリチウムイオンバッテリー。

今回、欧州日産は、このe-NV200のタクシー仕様車が今夏から、オランダ・アムステルダム市で初めての運行を開始すると発表。同市に本拠を構えるタクシー・エレクトリック社が、25台の『リーフ』に続いて、e-NV200をタクシーとして営業運転する。

「2年前、10台のリーフがタクシーとして走り始めた。これら10台は、それぞれ走行距離が10万kmを超えたが、優れた信頼性を示している」と話すのは、タクシー・エレクトリック社のRuud Zandvliet代表。「タクシーとしてデザインされたe-NV200の導入に、興奮している」とコメントした。

《森脇稔》

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