徒歩で道路横断の高齢女性はねられ死亡、現場に街灯なし

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11日午前5時55分ごろ、山口県下関市内の県道で、徒歩で道路を横断していた70歳の女性に対し、交差進行してきた軽乗用車が衝突する事故が起きた。女性は収容先の病院で死亡。警察はクルマを運転していた42歳の男を現行犯逮捕している。

山口県警・下関署によると、現場は下関市彦島江の浦町付近で片側1車線の直線区間。横断歩道や信号機は設置されていない。70歳の女性は徒歩で道路を横断していたところ、交差進行してきた軽乗用車にはねられた。

女性は全身を強打。近くの病院へ収容されたが、出血性ショックなどが原因でまもなく死亡した。警察はクルマを運転していた同市内に在住する42歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。女性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを進めている。

現場には街灯が設置されておらず、事故が起きた時間帯はまだ暗いために見通しが悪かった。警察では双方の安全確認に怠りがあったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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