ケンウッドは、高い通話品質を実現し、簡単な登録申請手続きで手軽に無線局の開設ができ、登録局対応車載型UHFデジタル簡易無線機「TMZ-D504」を3月下旬より発売する。
新製品は、コンパクトながら5Wまでの送信出力に対応。特定小電力トランシーバーでは困難だった車載運用や、通話エリアの拡大を可能にすることで、様々なシチュエーションで快適なコミュニケーションをサポートする。
また、同社のオーディオメーカーとしての技術力を生かし、AMBE+2ボコーダーを採用したDSPを搭載。DSP内部処理の最適化により、デジタル音声特有の「遅延」を最小限に抑制する。
そのほか、6bit(3万2767通り)のデジタル暗号処理で、第三者に通話が聞き取られない「秘話機能」や、用途に合わせ、個別、グループ、一斉から選択して通話相手を呼出しできる「セレコール機能」も搭載する。
価格はオープン。