欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは3月4日、スイスで開幕するジュネーブモーターショー14において、『ポロTSIブルーモーション』を初公開する。
「ブルーモーション」は、フォルクスワーゲンのラインナップの中で、環境性能を徹底的に追求したモデルに冠される名称。欧州では従来、ターボディーゼルの「TDI」だけに設定されてきた。
ジュネーブモーターショー14でワールドプレミアされるポロTSIブルーモーションは、欧州ではガソリンエンジンと組み合わせられる初のブルーモーションとなる。
注目のエンジンは、直噴1.0リットル直列3気筒ガソリンターボ「TSI」。最大出力は90psを発生する。燃費向上に効果的なブルーモーション技術が採用され、欧州複合モード燃費24.4km/リットルという優れた環境性能を実現した。
フォルクスワーゲンは、ポロTSIブルーモーションについて、「ガソリンエンジン搭載の5シーター車で、世界で最も燃費性能が高い」と説明している。