ホンダの中国における二輪車製造販売合弁会社である新大洲本田摩托有限公司は2月27日、ホンダ『スーパーカブ110MD』などの前輪用ブレーキケーブルに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは『スーパーカブ50MD』『スーパーカブ110MD』の2車種で、2013年5月28日~8月23日に製造された8144台。
前輪ブレーキにおいて、ケーブルエンドへのインナワイヤ鋳込み位置が不適切なため、坂道などの駐停車時に使用するパーキングレバーの操作を繰返し行うと、ケーブルエンドが破損し、前輪ブレーキが利かなくなるおそれがある。
全車両、前輪用ブレーキケーブルを良品と交換する。
関連会社からの情報により発見した。
不具合の発生および事故は起きていない。