ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は、2014年SuperGT300クラスに参戦するBMW Sports Trophy Team Studieを、コラボレーションパートナーとしてサポートすることを発表した。
チーム体制は、ドイツ本国より、BMW Motorsportワークスドライバーのヨルグ・ミラー選手と、荒聖治選手がドライバー。BMW本社モータースポーツの技術サポートと同時に、BMWジャパンもテクニカルサポートを行うとした。マシンはBMW『Z4』を使用する。
BMWジャパン代表取締役社長のアラン・ハリス氏は、「私もモータースポーツの大ファンであり、70年代、80年代のエンジニア経験時にレーシングカーを運転したり、フォーミュラフォードでもレースをしたこともある。あまり速くなかったために、ビジネスに切り替えるに至った」と自身もモータースポーツファンだと話す。また、昨年は鈴鹿サーキットやツインリンクもてぎでスーパーGTを観戦し、レース終了後、自らBMW『M6』のステアリングを握り、鈴鹿サーキットを走行したと述べる。
ハリス氏は、モータースポーツはBMWのDNAだとしたうえで、「我々BMWの技術やエンジニアリングは、世界中のレーストラックで試され、鍛えられている。例えば、BMWのディーゼルエンジンを搭載したクルマは、ニュルブルクリンク24時間レースで優勝し、我々のディーゼルテクノロジーの優位性を証明した」という。
今回のコラボレーションについて、「GT300は、多くのプレミアムブランドのGT3モデルや古参スポーツカーが参戦しているが、その中で、BMWブランドの存在感を高めていきたい。このレースチームの母体(Studie)はアジア最大のBMW専門のカスタマイズショップであり、BMWブランドに対し非常に高いロイヤリティを持っているので、大いに期待をしている」と語った。