【ジュネーブモーターショー14】オペルの新世代コンパクト、アダム…3気筒1.0ターボ新搭載

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オペルアダムの3気筒1.0ターボ搭載車
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米国の自動車最大手、GMの欧州部門のオペルは2月17日、スイスで3月に開催されるジュネーブモーターショー14において、3気筒ガソリンターボエンジンを積む『アダム』を初公開すると発表した。

アダムは2012年秋、パリモーターショー12でデビュー。オペルの新世代コンパクトカーがアダム。MINI『ハッチバック』やフィアット『500』などと競合する。

今回搭載が決まった3気筒エンジンは、欧州で主流のダウンサイジングトレンドに沿って開発されたユニット。排気量はわずか1.0リットルながら、直噴ターボ化することで、最大出力115ps、最大トルク16.9kgmを引き出す。最大トルクは1800‐4700rpmの常用域で、発生し続ける特性。

環境性能の高さは、ダウンサイジングユニットならでは。欧州市場で重視されるCO2排出量は、100g/kmを切る99g/kmを実現。欧州複合モード燃費は23.3km/リットルと、燃費性能も高い。

また、3気筒の欠点とされるノイズや振動も徹底的に解消。オペルによると、多くの4気筒エンジンよりも、騒音や振動は少ないという。

オペルはこのエンジンを、従来よりも30%軽量化した新開発の6速MTと組み合わせた。欧州では2014年春に発売。生産は2014年夏に開始される予定としている。

《森脇稔》

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