欧州日産は2月10日、1月の欧州市場における新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は4万8560台。前年同月比は4.4%増だった。
1月実績を市場別で見ると、ロシアが1万1552台を販売し、最量販市場に君臨。サンダーランド工場のある英国が、9781台でロシアに続いた。以下、フランスが5116台、イタリアが4277台、ドイツが3825台。
車種別の1月実績では、引き続きSUVが販売を牽引。先代『キャシュカイ』(日本名:『デュアリス』)が1万5141台を売り上げ、最量販車に。新型キャシュカイは1月22日に発売されており、2月以降は販売増が見込まれる。
また、『ジューク』も9079台と支持された。以下、『マイクラ』(日本名:日本名『マーチ』)が5417台、『ノート』が5264台、先代『エクストレイル』が3223台。
日産自動車の2013年の欧州市場における新車販売台数は63万9846台。前年比は3.9%減と、2年連続で前年実績を下回った。欧州日産は1月の結果について、「ロシア、英国、フランス、スペインでは市場シェアを拡大した」と説明している。