【JAIA試乗会】プジョー RCZ[写真蔵]

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プジョー・RCZ
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プジョー『RCZ』は、フランクフルトショー07に出品されたコンセプトカー『308RCZ』の市販モデルで、プジョー初の2プラス2コンパクトスポーツクーペだ。

ルーフにふたつの“コブ”のような膨らみを持たせたダブル バブルルーフや、素材にアルミニウムを用いたパネルがAピラーからCピラーまでを貫くアルミナム・アーチが、エクステリアの特徴だ。

2013年のマイナーチェンジでは、最新のプジョーデザインによってフロントフェイスがリニューアル。新たにブラックライトユニットを採用したバイキセノン・ヘッドライトやポジションランプを装備。精悍さとエレガントさを狙ったデザインとなった。

インテリアはドアトリムにステッチを施したレザートリムの追加、ツートーンレザーシートの採用などで、クオリティが高められた。

また、従来左ハンドル仕様車にのみ装備されていた小径ステアリングホイールや、エンジンの振動盤を共鳴させ、スポーティな音を響かせるサウンドシステムを右ハンドル仕様車にも採用。装備面の充実が図られた。

加えて専用アロイホイールやカーボンルーフ、専用色のアルミナム・アーチ、より高級なインテグラルレザーをシート、ダッシュボードなどに採用した特別装備を組み合わせた3タイプのパッケージオプションが設定された。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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