2月9日、ロシアで開幕したソチ冬季五輪の開会式に、聖火ランナーとして登場した女子テニスのマリア・シャラポワ選手。同選手がこれに先立ち、ソチで特別なポルシェを披露した。
幼少期をソチで過ごしたシャラポワ選手。その思い入れの深い場所で初公開されたのが、ポルシェの4ドアスポーツカー、『パナメーラ』の特別モデル。『パナメーラGTS byマリア・シャラポワ』と命名された1台は、シャラポワ選手の好みに仕立てられたパナメーラだ。
シャラポワ選手は現在、ポルシェのブランド大使を務めている。そんなシャラポワ選手のアイデアを、ポルシェはパナメーラに反映させるため、「ポルシェ・エクスクルーシブ」プログラムを使ったカスタマイズを実施。ボディカラーは純白のハイグロス塗装。20インチの大径アルミホイールやスポーツエグゾーストは黒として、コントラストを強調する。
インテリアは、専用ステッチ入りのレザー仕様。ダッシュボードのダイヤルスイッチだけでなく、キーまでも、ボディカラーに合わせたホワイト仕上げ。カーボン製のドアシルプレートには、マリア・シャラポワの文字が添えられた。
動力性能は、ポルシェにふさわしいもの。自然吸気の4.8リットルV型8気筒ガソリンエンジンは、最大出力440ps/6700rpmを発生。0‐100km/h加速4.4秒、最高速288km/hを誇る。
自身の名前を冠したパナメーラをお披露目したシャラポワ選手、「これまでに宝石やアパレルもデザインしてきたの。まさか、車をデザインする機会が来るなんて思わなかったわ。それも特別なポルシェよ」とコメントしている。