マツダの毛籠勝弘常務執行役員は2月5日に都内で開いた決算会見で、『CX-5』について「AWDのサブセグメントにはかなりまだ食い込む余地がある」とした上で、「きめ細かな商品対策で、このセグメントでのプレゼンスを是非確立したい」との考えを示した。
毛籠常務は「CX-5は(2012年の)発売以来、非常に世界中で好評で、今年は30万台以上のペース。まだまだ引き合いが強い。中身を分析すると乗用車的なクロスオーバーとしてのイメージ、使い勝手を喜んで頂いているお客様多い」と説明。
さらに「AWDのサブセグメントにはかなりまだ食い込む余地があるので、そのあたりのマーケティング強化をしていきたい。例えば2.5リットルモデルを北米で追加して以降、販売数が増えている。ライフサイクルにわたってきめ細かな商品対策を打つことで、このセグメントでのプレゼンスを是非確立したい」と述べた。