2013年末にメルセデスAMGを辞任し、去就が注目されていたロス・ブラウン。今季からマクラーレンへ加入するという噂も流れたが、ブラウンは2月1日付の英デイリー・テレグラフ紙の取材に対し、F1界からの引退を表明した。
「いまはF1にとって最も忙しい時期だが、私は(ウェールズにある)ディー川で遊ぶことにしている。これが引退するのか否かという質問への答えだよ」
ブラウンはフェラーリでテクニカルディレクターを務め、2007年末にホンダF1チームのチーム代表となった。そして2009年には自身が設立したブラウンGPでドライバーズとコンストラクターズのタイトルを獲得、2010年にメルセデスAMGのチーム代表に就任したキャリアを持っている。