韓国のキアモーターズが2014年1月、デトロイトモーターショー14に出品したコンセプトカー、『GT4 スティンガー』。同車の公式映像が、ネットを通じて配信されている。
GT4スティンガーは、キアモーターズが2+2のスポーツカーを提案したコンセプトカー。米国カリフォルニア州のキアモーターズのデザインチームが設計したイエローボディは、空力性能を追求したダイナミックなフォルムをまとう。表情は、低く構えたフロントグリルの左右に、LEDヘッドランプが配されるのが特徴。
ところでキアモーターズは、高級セダンの『K900』(『クオリス』)で、同社初のFR車を市販化。GT4スティンガーにも、そのノウハウを注入し、駆動方式はFR方式が採用される。
フロントに搭載するのは、直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「T-GDI」。最大出力は315psとパワフルだ。トランスミッションは、専用レシオの6速MT。車両重量は1304kgに抑えられ、前後重量バランスは52対48と理想的な割合を示す。ブレーキはブレンボ製。
将来、量産化の可能性もあるGT4スティンガー。市販されれば、トヨタ『86』やマツダ『ロードスター』と競合しそうな同車の映像は、動画共有サイト経由で見ることができる。