名古屋鉄道(名鉄)は1月30日から3月5日にかけて、「三河線開通100周年記念イベント」を実施する。記念系統板の掲出や記念カードの配布などを行う。
記念系統版は2種類。1月30日から3月2日まで、主に三河線で運行されている2編成で掲出する。
記念カード「名鉄ノスタルジックカード」は2月1日から3月2日まで、碧南中央・刈谷・知立・猿投駅で各駅500枚配布する。配布駅の出札窓口で当日有効の各種フリー切符を提示するか、または大人用入場券を購入すると、昔の駅舎などの写真がデザインされたカードがプレゼントされる。また、碧南中央駅と刈谷駅で硬券入場券を購入すると、希望者に限り三河線開通100周年の記念スタンプが硬券入場券に押印される。
3月2日の10~13時には、碧南駅の待合室で「三河線開通100周年記念台紙」の配布とオリジナルグッズのプレゼント抽選会を実施。「台紙」は100周年記念スタンプが押印された硬券入場券全2種類を所持している人を対象に、先着300人に配布する。オリジナルグッズは「名鉄ノスタルジックカード」全4種類を所持している人を対象に、抽選で300人にプレゼントする。
このほか、碧南駅待合室と刈谷駅コンコースで、三河線の歴史を写真で振り返る写真展を行う。開催期間は2月5日から3月5日まで。
現在の三河線は、碧南駅(愛知県碧南市)から刈谷駅(刈谷市)を経て、猿投駅(豊田市)までの39.8kmを結んでいる鉄道路線。1914年2月5日に現在の碧南~刈谷間が三河鉄道として開業し、その後順次延伸された。1941年6月1日には名鉄と合併し、同社の路線となっている。