東武曳舟駅に直結の病院、2017年度に開設へ

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新病院の外観イメージ。地上7階建てのビルになる。2017年度の開設を目指す。
  • 新病院の外観イメージ。地上7階建てのビルになる。2017年度の開設を目指す。
  • 新病院は曳舟駅の隣接地に整備され、駅と病院が直結する。いわゆる「交通弱者」も利用しやすい病院になる。
  • 新病院には窓から東京スカイツリーが望める病室も設置される。

東武鉄道と医療法人の伯鳳会は1月16日、東武鉄道が建設する曳舟駅前の新しいビル(東京都墨田区)に病院を開設すると発表した。2017年度の開設を目指す。

新病院は鉄筋コンクリート造りの地上7階建てで、敷地面積が約2999平方m、延床面積が約9747平方m。診療科目は救急科や一般内科など18診療科で、病床数は全199床を予定している。「窓から東京スカイツリーが望める病室を設けるなど快適性も追求し、病院機能やホスピタリティが格段に向上」するという。伊勢崎線(東武スカイツリーライン)と亀戸線の曳舟駅に直結し、京成電鉄の押上線京成曳舟駅からは徒歩約7分になる。

2014年度に着工し、2016年度の完成、2017年度の開業を目指す。東武鉄道と伯鳳会は、駅に直結した病院を整備することで「交通弱者に利用しやすいだけでなく、駅を利用されるお客さまや駅周辺をはじめ沿線にお住まいの皆様の利便性向上に大きく寄与し、曳舟駅を中心とした地域の活性化が期待されます」としている。

《草町義和》

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