【デトロイトモーターショー14】インフィニティ、ブランド誕生25周年…原点は1989年のQ45

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1989年1月のデトロイトモーターショーで発表されたインフィニティQ45
  • 1989年1月のデトロイトモーターショーで発表されたインフィニティQ45

日産自動車の海外向け高級車ブランド、インフィニティは1月14日、米国で開催中のデトロイトモーターショー14において、インフィニティブランドが25周年を迎えたと発表した。

インフィニティブランドの第一号車がデビューしたのは、1989年1月のデトロイトモーターショー。インフィニティ『Q45』が最初のモデルだった。米国では1986年、ホンダが高級車ブランドのアキュラを立ち上げた。これに続いて1989年、トヨタもレクサスを立ち上げ。同じ年の1989年、インフィニティブランドも産声を上げている。

インフィニティQ45は、当時のインフィニティブランドの最上級サルーン。「ジャパン・オリジナル」を開発テーマに掲げ、メッキグリルのないグリルレスの表情に、七宝焼きエンブレムというスタイルで、日本らしさを表現。4.5リットルV型8気筒ガソリンエンジンは、最大出力300psを引き出した。日本市場には、『日産・インフィニティQ45』として発売。最大出力は、当時の自主規制枠の上限である280psに抑えられていた。

1989年11月、インフィニティは米国に51の販売拠点を開設。Q45の販売を開始した。インフィニティは2012年12月、新たなネーミング手法の採用を発表。車名の頭に、全て「Q」を冠することになった。これは、インフィニティブランドの原点、Q45からヒントを得たもの。

インフィニティアメリカズのMichael Bartsch副社長は、「パフォーマンスはインフィニティのDNAの中核。インフィニティが次の25年、どのように発展するかを見るのが待ち遠しい」と述べている。

《森脇稔》

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