【フォード フィエスタ 新型 発表】3気筒1リットルエコブーストは、回す楽しさと環境性能を両立

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フォード・ジャパンが2月1日より発売するコンパクトカーの『フィエスタ』は、フォードが現在使用しているEcoBoostエンジンの中で、最もコンパクトな1000ccエンジンを搭載している。

現在フォードでは1リットルから3.5リットルまでのEcoBoostと呼ばれるエンジンラインナップを持っており、その中で最もコンパクトなのが、フィエスタに搭載される1リットル3気筒ターボエンジンだ。

EcoBoostエンジンの基本的な考え方について、フォード・ジャパンマーケティング部の野口美生さんは、「従来搭載していた自然吸気エンジンを大幅にダウンサイズしながら、同時にパフォーマンスについては従来と同等か、それ以上のパフォーマンスを発揮。燃費効率やCO2排出量も大幅に改善させることを主眼として開発されたエンジンである」と説明。

EcoBoostエンジンについて野口さんは、「まず燃料を直接噴射する直噴技術。加えて、ターボチャージャーとTiVCT(吸排気独立可変バルブタイミング)が採用されているものをEcoBoostエンジンと呼んでいる」と定義。その開発においては、「エンジンのダウンサイズによって、フォードが持っている“走りの楽しさ”を決して犠牲にしないことをベースに、燃費、CO2排出量など環境性能を向上させているのが特徴だ」と述べる。

日本仕様のパワースペックは、最高出力100ps、最大トルクは170Nm。1400回転という非常に低回転域から最大トルクが発揮されるため、「まるでディーゼルエンジンのようなトルクフルな走りを楽しめると同時に、これまで自然吸気エンジンに乗っていたユーザーにも楽しんでもらえる伸びの良いパワー感も併せ持つ設定になっている」(野口さん)とその特徴を語った。

なお、JC08モードでの燃費は17.7km/リットルという結果である。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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