【大阪モーターショー13】ITSスポット・ブース、次世代カーナビの先進機能を訴求

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ITSスポット・ブース
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大阪モーターショー13のITSスポット・ブースでは、ITSスポット対応の次世代カーナビの先進機能をアピールした。ITSスポットとは、高速道路上に整備されているETCと同じ5.8GHzのDSRC方式の電波を使った道路情報発信スポットだ。

ITSスポットは、国交省とNEXCO系の高速道路会社5社が、全国の高速道路上の1600か所に現在のところ設置している。ITSスポットのDSRC方式の道路情報は、「ITS対応カーナビ」で利用することができる。ITS対応カーナビは、機種によっては、『ITS車載器」「DSRCユニット」「DSRC車載器」などと呼ばれることもある。

ITSスポットサービスの特徴は、広域情報に対応できることと、目前の道路の障害情報を提供できることと、ETC機能が一体化されていることの3点だ。

まず、広域情報については、従来のFM-VICSでは、府県単位の情報しか扱えなっかたが、ITSスポットなら関東・近畿といった広域の道路情報を提供することができる。次に、目前の障害情報については、例えば1キロ先に落下物があるとか、高速道路の事故多発地点の交通状態を表示できる。

このようなITSスポットサービスの先進機能は、DSRC方式の大容量通信によって可能になる。当然、DSRC方式ならインターネット接続も可能だ。現在、近畿地方では吹田SAのITSスポットでITS対応カーナビからインターネット接続が可能だ。今後、インターネット接続できるITSスポットも増加してゆくことだろう。

これからカーナビを選ぶときには、ITS対応というのがキーワードになりそうだ。説明としてくれた、パシフィックコンサルタンツの大阪本社マネジメント事業部・社会システム室・情報技術担当・技術課長の上津原信弘氏によると、メーカーの純正カーナビの場合、中程度より上レベルのカーナビなら、ITS対応になっていることが多い、ということだ。

《山内 博》

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