NEXCO西日本は「エコプロダクツ2013」に画期的な小便器を展示した。手洗い器と一体となった製品で、用を足した後にすぐに手を洗うことができる。このことで、1回あたり500ccの水が節約できるという。
「これはTOTOと共同開発したもので、大分自動車道の山田ザービスエリアと名神高速道路の大津サービスエリアに設置してあります。アンケートを採ったら、非常に面白い、ほかのサービスエリアにも導入したほうがいい、などといった意見が多く、非常に好評です」と同社関係者は話す。
そのため、見学者が後を絶たず、NEXCO東日本や中日本をはじめ、鉄道会社、公共施設を管理する自治体が興味を示しているそうだ。同社では今後、リニューアルするトイレを徐々にこれに変えていく計画で、人が多く利用する全国のトイレにも普及させていきたい考えだ。