【東京モーターショー13】いすゞのブースに新型SUVがあった!!

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いすゞmu-X
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東京モーターショーを見に行っても、あまりの混雑ぶりに商用車ブランドのブースには立ち寄らなかった人も多いのでは。

ところが商用車メーカーの各ブースもアイデア満載のブースを展開し、意外と活況だったのだ。例えば燃費走行を競うゲームをタブレットで体験できるブースや、クリーンディーゼルなど最新技術を紹介する展示などがあり、どこも賑わっていた。

そんな中、いすゞは黎明期のトラックやディーゼルエンジンを展示する一方で、乗用車も並べていたのだ。それが「mu-X」。かつて販売していたSUV、muの後継にあたるモデルをアジアやオセアニア地域で販売しているのである。

展示されていたのはこの10月にフルモデルチェンジしたばかりの新型で、タイで生産されているものだ。ピックアップトラックのD-MAXをベースにしているが、ホイールベースを250mm短縮してカタマリ感の高いデザインに仕上げている。

それでも全長4825×全幅1860×全高1860mmの堂々としたボディはボリューム感満点。SUVでは数少ない3列シートということもあり、日本でもそこそこ人気が出そうだが、いすゞでは国内販売の予定はないと言う。

コモンレール式ディーゼルでも日本の厳しい排ガス規制に対応させるコストを考えると、国内販売は難しいのだろうか。なかなか魅力的なニューモデルだけに、ちょっと残念な話である。

《高根英幸》

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