英ヴァージン、EVレースのフォーミュラE 参戦へ

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ヴァージン・レーシング・フォーミュラEチームのマシンのデザインスケッチ
  • ヴァージン・レーシング・フォーミュラEチームのマシンのデザインスケッチ

2014年に、FIA(国際自動車連盟)が開始する新たなEVレースシリーズ、「フォーミュラE」。このレースに英国から、新たなチームが参戦に名乗りを上げた。

これは12月5日、ヴァージン・レーシング・フォーミュラEチームが明らかにしたもの。「ヴァージンが、FIAフォーミュラEチャンピオンシップに参戦する」と発表している。

FIAフォーミュラEチャンピオンシップは、全10戦を計画。世界の大都市中心部の公道上の特設コースで、レースを行う。開幕戦は中国の北京で、その後、プトラジャヤ(マレーシア)、香港、プンタ・デル・エステ(ウルグアイ)、ブエノスアイレス(アルゼンチン)、ロサンゼルス、マイアミ、モンテカルロ、ベルリン、ロンドンを転戦。

マシンの最低重量(ドライバー込み)は780kgに規定。パフォーマンスに関しては、フォーミュラ3と同等レベルになる見込み。

ヴァージン(ヴァージングループ)は、英国に本拠を置く多国籍企業。リチャード・ブランソン会長が、航空、音楽、金融など、幅広い事業を手がけている。今回、このヴァージングループが設立したのが、ヴァージン・レーシング・フォーミュラEチーム。

リチャード・ブランソン会長は、「FIAフォーミュラEチャンピオンシップの開催は、ファンとEV開発事業者の両方に興奮できるニュース。世界の各都市で、多くの観客やファンに熱い戦いを見てもらえると思う」とコメントしている。

《森脇稔》

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