日産自動車が2013年11月、日本国内で発表した新型『スカイライン』。同車の海外仕様のインフィニティ『Q50』に、F1をモチーフとした高性能コンセプトカーが登場することが判明した。
これは12月5日、日産自動車の海外向け高級車ブランド、インフィニティが明らかにしたもの。「2014年1月、米国で開催されるデトロイトモーターショー14において、インフィニティ『Q50 Eau Rouge』を初公開する」と発表している。
インフィニティといえば、F1のレッドブルレーシングとの関係が深い。Q50 Eau Rougeは、インフィニティQ50をベースに、F1がモチーフの高性能コンセプトカーとして企画。車名の「Eau Rouge」とは、F1が開催されるベルギーのサーキット、「スパ・フランコルシャン」の有名なコーナーの名前に由来する。
現時点では、Q50 Eau Rougeの詳細は公表されていない。ただし、インフィニティは予告イメージを1点、公開。インフィニティによると、市販車の技術にモータースポーツの考え方を融合。エアロダイナミクス性能の向上などが図られるという。
インフィニティのエグゼクティブ・デザイン・ディレクター、アルフォンソ・アルバイサ氏は、「パフォーマンスはインフィニティブランドの中核をなすDNA。Q50 Eau Rougeには、そのDNAをさらに深めるデザインを表現した」とコメントしている。