BMW 2シリーズ に入門レーサー、M235i レーシング…ワイドボディに333psターボ

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BMW M235iレーシング
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ドイツの高級車メーカー、BMWが10月下旬に発表した新型車、『2シリーズクーペ』。同車に早くも、レーシングカーが登場することが分かった。

これは11月20日、BMWモータースポーツが明らかにしたもの。2シリーズクーペをベースにしたBMW『M235iレーシング』の概要を公表している。

このM235iレーシング、ドイツで開催されるニュルブルリンク24時間耐久レースやVLN耐久選手権に参戦するプライベーターを主なターゲットとして開発。レーシングカーの『M3GT4』や『Z4GT3』のノウハウを注入。最小限の改造でレースを楽しめる入門レーサー仕様とした。

搭載エンジンは、「M235iクーペ」と基本的に共通。M235iクーペには、直噴3.0リットル直列6気筒ターボエンジンを搭載。最大出力326ps/5800-6000rpm、最大トルク45.9kgm/1300-4500rpmを引き出す。0-100km/h加速は4.8秒、最高速は250km/h(リミッター作動)の実力だ。

ただし、M235iレーシングでは、エンジンを若干モディファイ。最大出力は333psと7ps引き上げられた。この他、LSDを装備。FIA(国際自動車連盟)認定の安全装備や、レース仕様のABS、DSC、トラクションコントロールも組み込む。

外観は、拡幅された前後フェンダーが特徴。前後スポイラーやディフューザーなどで、エアロダイナミクス性能も引き上げた。なお、M235iレーシングのドイツ価格は、5万9500ユーロ(約820万円)と公表されている。

《森脇稔》

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