BMWグループのMINIは11月18日、新型MINI『ハッチバック』の生産を、英国オックスフォード工場で開始した。
BMWグループ傘下となったMINIは2001年、オックスフォード工場での生産をスタート。累計生産台数は200万台を超え、現在では世界約90か国へ輸出されている。
2012年、オックスフォード工場では、20万7789台のMINIを生産。この台数は英国の乗用車の全生産量の14%にあたる。MINI『クロスオーバー』を除くMINIの全シリーズが、このオックスフォード工場で組み立てられる。
BMWグループは2011年6月、MINIの英オックスフォード工場に5億ポンド(約650億円)を追加投資。新型MINIハッチバックの生産準備を進めてきた。そして11月18日、新型の量産第一号車が、オックスフォード工場からラインオフ。
MINIは新型の生産開始を祝う記念式典を、オックスフォード工場で開催。BMWグループのMINI担当、ハラルド・クルーガー取締役は、「オックスフォード工場の100周年にあたり、MINIブランドのサクセスストーリーを続けていく。今日、新型の生産を開始した。英国はMINIの生産の中核拠点」と述べている。