ロータスカーズ、英国政府から17億円の補助金…研究開発を促進

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ロータスカーズを訪問した英国政府のビジネスイノベーション・職業技能担当、ヴィンス・ケイブル大臣
  • ロータスカーズを訪問した英国政府のビジネスイノベーション・職業技能担当、ヴィンス・ケイブル大臣

英国のスポーツカーメーカー、ロータスカーズは11月25日、英国政府から、1044万ポンド(約17億円)の補助金を受けると発表した。

この補助金は、英国政府が国内の産業を活性化し、雇用を創出する目的で設立した基金、RGFによって拠出されるもの。ロータスカーズは1044万ポンドの補助金を利用して、研究開発を促進し、313名の新規雇用を生み出す計画。

すでにロータスカーズは、親会社のマレーシアの複合企業、DRB-ハイコムから1億ポンド(約165億円)の出資を受け、商品開発の強化に乗り出している。2013年7月には、130名以上を新規に雇用。今回の補助金は、この流れを加速させるもの。

ロータスカーズのCOO、Aslam Farikullah氏は、「ロータス車に対する世界的な需要増に応える。今回の補助金が、世界の自動車技術革新の最前線へ、ロータスを送り出すだろう」とコメント。

英国政府のビジネスイノベーション・職業技能担当、ヴィンス・ケイブル大臣は、「ロータスは英国を象徴する自動車メーカー。自動車産業は英国で最も成功してきた産業のひとつ。今回の補助金は、英国の技術水準を高め、長期に渡る雇用を維持するために行う」と述べている。

《森脇稔》

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